エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

脊柱側湾症の治し方

ケイシーセンターに年に数回くらいの頻度で相談があるのが「脊柱側湾症」です。

先天性の側湾症もあれば、思春期頃に生じる側湾症などがありますが、今日の医学では、軽度の側湾については経過観察の扱いで、湾曲がある程度(10度くらい)を超えたならば、矯正のための装具を装着するということになるようです。そして、さらに湾曲が進行して内臓などに障害が出るようになると、外科手術によって背骨をボルトで固定するということになるようです。

経過観察というのは、結局、背骨が湾曲する原因と、それに対する有効な治療法が現代医学に知られていないことに起因するわけですが、ケイシー療法の視点からすればとても残念なことです。なぜなら、早い段階で適切な治療を施せば、それだけ負担の少ない方法で改善が期待できるからです。

リーディングを調べると全部で23件のリーディングが、さまざまな程度の側湾症に関して治療法を与えています。そして、これまで何度も側湾症についてのご相談を受けたために、側湾症に関するリーディングはほぼ全訳されています。

 まず側湾症の原因ですが、直接的には、椎骨を連結する部分(解剖学的には、横突間筋か靱帯のような感じ)が不自然な収縮を起こして脊柱を湾曲させるとリーディングは主張します。では、何故に背骨を連結する部分が収縮するのかというと、さらに下の椎骨(仙骨や尾骨)の歪みが指摘されることが多いです。下部の歪みが上の歪みを誘発し、しかも徐々に振れ幅が大きくなるイメージです。その他には、老廃物の蓄積、血液供給の偏りなどが指摘される場合もあります。

治療法も人によってかなり差がありますが、全体を調べた私の現在の印象では、治療の中心はオステオパシーなどの整体ですが、次のようなことを心がけると、さらによい成果が期待できるような気がします。

食事:

・炭水化物の取りすぎに注意しながら、葉物野菜たっぷりのバランスのよい食事を心がける

・カルシウムを含むものをよく食べる。ビタミンDが不足する場合は、肝油がしばしば勧められている。

・ゼラチンをよく食べる

治療法:

・朝起きたら、犬や猫がするようなストレッチを行う。四つん這いになって、片足(可能なら、反対側の片手も一緒に)を上げて、背骨を斜めにストレッチするような運動を左右数回ずつ行う。

・整体は、少なくとも週に3回くらい受ける。2ヶ月ほど毎日受けても良いくらい。

・整体を受けない日は、オイルで背中をマッサージする。使用するオイルは、「森と光のマッサージオイル」のようなサッサフラスを含むオイルか、「樟脳精+ターペンタイン+羊脂」で出来た「カンフォケア」か、あるいは、「オリーブオイル+ミルラチンキ」のオイルが候補になります。

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https://www.caycegoods.com/id.ECMO045.html
https://www.totalharmony4jp.com/Itemdetail.cfm?GroupSet=G&Itemcode=CBM
https://www.totalharmony4jp.com/Itemdetail.cfm?GroupSet=B&Itemcode=BBMY 

・マッサージは、脊柱を横断するような手の動きで行うと、さらに良いかも知れません。

・よい整体院が見つからない場合は、朝晩、15分~20分くらいかけて、湾曲している部分を中心に背中に「カンフォケア」でマッサージし、熱いお風呂に入った時には、お風呂を出たらすぐ「ミルラ+オリーブオイル」で15分くらい湾曲している部分にマッサージするのも良いかも知れません。おそらく、樟脳精は背骨に対して本来の形になるよう指示を出し、ミルラは神経に作用するものと思われます。

・ケースによっては、バイオレットレイによる電気治療や、インピーダンス装置による波動治療を加えても良いかも知れません。

これまでの私の経験から言えば、側湾の程度にもよりますが、オイルマッサージだけで改善した人もそれなりにおられますが、なかなか改善に至らない方もおられます。

 なので、ここに示したもろもろのことを可能な限り試されると良いです。
エドガー・ケイシーの情報が福音となりますように。