エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

コロナの後遺症に対するケイシー療法

エドガー・ケイシーのリーディングには「コロナ」に関するものはありません(ケイシーの時代には、ウイルス感冒はインフルエンザと考えたので、実際にはコロナも入っていたかも知れません)。しかし、インフルエンザの後遺症についてはかなりの情報があり、インフルエンザとコロナはどちらもRNAタイプのウイルスであり、サイズも形状も、また細胞への侵入の仕方、細胞内での増殖の仕方も類似しているので、同様の治療法が有望であろうと考えられます。

ちなみに、インフルエンザの後遺症として、リーディングは以下のような症状を指摘しています。
大腸炎、毒血症、便秘、不眠症、痒み、貧血、頭痛、不妊症、麻痺、疲労感、肩こり、神経炎、消化器系トラブル、循環器系トラブル、肺炎、てんかん、ぜんそく、難聴、味覚障害、動悸、息切れ、衰弱、関節痛、顔や目の周囲のむくみ 等々

たとえば、当時53才であったある女性(413-14)は、首肩の凝りと右手のしびれが、インフルエンザの後遺症であると指摘されました。
リーディングはその機序を次のように説明しました。
インフルエンザ罹患→腸感冒→盲腸、結腸で毒素が産生→首肩のこわばりと右手のしびれ

また、ある女性(当時61才)は、もともと胸椎下部から腰椎が歪んでおり、そのために消化器系が弱かったようですが、その状態で冬にインフルエンザに罹り、しっかり治し切らなかったらしく、春には嗅覚や視覚、聴覚などの感覚系に後遺症が現れました。
リーディング(464-19)はその機序を次のように説明しました。
インフルエンザ罹患→横行結腸・下行結腸が肥大→脳脊髄系が鬱滞を生じる→交感神経が圧迫される→循環器系・感覚系に影響→(動悸、息切れ、咳、視覚・聴覚・嗅覚のトラブル)

100件近いリーディングを調べた限りでは、後遺症の発現機序として多いのは、ウイルスが結腸に入り込み、そこからリンパ系が障害され、さらにそこから消化器系あるいは神経系のトラブルに進展していく、というものです。特に、ウイルスに罹患した時期に、身体的に他のトラブルを抱えていたりすると、後遺症を生じる可能性が高まります。

リーディングには分子生物学的な説明はないですが、後遺症のタイプからして、インフルエンザのRNAは予想に反して細胞内でかなり長期に存在するようです。ひょっとして、逆転写が起きてDNAに変換されていると考えるべきかもしれません。同様のことは、今回のコロナでも起きているかもしれません。
コロナ後遺症にも、同じ対策が有望であるならば、次のことが後遺症対策として勧められます。症状によって、追加されるものがありますが、以下のものは共通する方法です。

・食事療法(消化器系に負担を与えない)
・腸内洗浄(まずは週に1回程度を1ヶ月程度)
・ヒマシ油温熱パック
・脊柱へのオイルマッサージ(神経系の症状には、オリーブオイル+ミルラチンキ)

勧められている治療法から考えて、血液を浄化し、免疫を賦活し、おそらく特にTリンパ球を活性化させて、異常を起こしておる細胞を破壊しようとしている感じです。

さらに、神経系へのトラブルに進展している場合は、軽度であればインピーダンス装置が、重度であればウエットセル装置が勧められることになります。
特に、半数以上の人に腸内洗浄が勧められていますので、食事療法と腸内洗浄は試す価値ありと思います。
効果があるとすれば、3ヶ月くらいで改善が見られるはずです。3ヶ月経っても何の改善も見られなければ、別の方法をトライする必要があるかもしれません。
ワクチン後遺症については、改めて書きます。

エドガー・ケイシーの情報が祝福となりますように。