エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

網膜色素変性症・黄斑変性症(2018年7月2日)

【網膜色素変性症・黄斑変性症】

ケイシー療法では網膜の病気にどのように取り組むのか。

良質の血液が網膜に届かなくなったところに原因があると考え、毛細血管と血液の質を上げるための食事療法とサプリメント、頸椎と胸椎上部の調整、目の酷使を避けることなどが指示されます。目と腎臓が深く関係しているという指摘も(東洋医学と共通していて)驚くべきですね♪

具体的なリーディングを1件ご紹介致します。ご参考になりますように。

--------------------------------------------

ガートルード:あなたはこの体を徹底的に注意深く調べ、あなたが現時点で見出す状態、とりわけ目の状態を私に告げます。 存在している状態の原因を述べ、また、この人にとって助けとなり、回復のための示唆を与えます。 私が行う質問にあなたは答えます。

ケイシー:よろしい、われわれはここに[630]を捉えた。この人は前にも見たことがある。

現在のところ、障害は体質的な性質のものである。 腺系に障害があり、特に、副腎の活動にそれが著しい。 これが、感覚諸力への循環において、エネルギー供給にアンバランスな状態を作り出している。視覚諸力への供給を妨げたり、低下させている。 それが、弛緩をもたらし、目の反射そのものに症状を現す原因となっている。

これらがその性質あるいは特質である。 もちろん、これらは腎臓の排泄活動を妨げ、その一部である分泌物の流れが、視覚諸力への供給に偏りを生じている。

われわれの見るところ、現在の状態から考えて、一貫した努力が払われ、とくに、全体的な健康を増進するような努力と、とくに、肝臓と腎臓の間の循環、および、それら(肝臓と腎臓か)に向けての腺活動と同化に関連した脳脊髄系に血液と神経エネルギーが供給されるよう努力が払われるなら、この状態は進行を止めることができるだろう。

視覚諸力そのものへの直接的な治療は、ときどき刺激の穏やかな殺菌剤で角膜と眼球を清浄にすること以外には、ほとんど行わない方が益があるだろう。

この状態には食事療法が有益である――また、腺諸力に対する刺激と、同化吸収が行われている部位の諸力を刺激することが有益である。

そのため、全般的に以下のことを実行することだ。

毎日、沢山のニンジンを、生でも、加熱調理したものでも食べる。またレタスとセロリも良い。

食物から同化吸収する他に、ビタミンB-1の刺激を摂ること――マイルズ研究所の調合しているB-1複合体である「ワン・ア・デイ」(「1日1錠」という意味になる商品名)の組み合わせがよい。 これは、この体が必要としている成分を充分にまかなうだろう。 これを次のようなパターンで服用する。 少なくとも3週間は毎日1錠服用し、1週間の休止期間を置いて、再び同じ飲み方をする。 しかし、とくに指示した成分を含む食事を、いろいろな調理の仕方で継続することが大事だ。

赤ビーツと赤ビーツの上の部分を食事の一部にすべきである。

また、週に3回ほどキクイモを食べること。 2回は調理し、1回は生で食べる。中くらいのニワトリの卵よりも大きくないサイズのものにする。 調理する場合は、皮をむかないで調理するか、パタパーペーパーに入れて調理し、食べる果肉部分にキクイモから出る汁がしっかり混ざるようにする。 好みに合わせて味付けする。

食事で魚とシーフードを豊富に食べること。

われわれがこれから指示する混合オイルを使って、毎日、念入りにマッサージすること。 これは、プロのマッサージ師にしてもらう必要はないが、念入りに行う必要がある。 何か適当にやれば良いというものではなく、充分な注意と配慮をもって行うのである。 これは、とくに脳の基底部、つまり頸椎1番から、背骨にそって胸椎9番まで行う。 使用するオイルは、以下のような組み合わせのものである。

4オンスのロシアンホワイトオイルまたはユーソリンを基剤とし、そこに以下のものをこの順番で加える。
 ピーナッツオイル……1オンス
 シダーウッドオイル……2分の1オンス
 サッサフラス根オイル……4分の1オンス
 溶解ラノリン……4分の1オンス
広口の容器に注ぎ出す前に、よく振って混ぜること。 オイルに指を浸し、それで背骨に沿ってマッサージする。 これを特に、脳の基底部と、頸椎下部、それから胸椎上部に行う。ちょうど体が吸収する量のオイルを使用する。 できれば、就寝前の夜に行うのが良い。

われわれの見るところ、これらが緑内障の進行を止め、緩和し、緑内障に抵抗するだけの体力を付けるのに良い状態をもたらすだろう。

質問を受け付ける。

(問)どちらかの視力は回復されますか?
(答)これは肉体的な治療で益があるだろう。 これは、どれほど一貫して行うか、また、どれだけ体が良好に反応するか、また日々に目を酷使するかどうかに依存する。 薄暗いところに座って本を読もうとしてはならない。仕事をしているときに、光が直接顔に当たるような場所に座ってはならない。

(問)目の圧迫の原因は何でしょうか? またどうすればそれをなくせますか?
(答)これまで指示したことを読むことだ。 それらが状態であり、それらの状態に従って取り組むことだ。 これらのことのほとんどは、マッサージを毎日行うことを除けば、人に頼らずとも、自分でできることである。

今回はこれで終わる。

(630-3 37才女性)

----------------------------------

指示されているマッサージオイルは、テンプルビューティフルの「森と光のマッサージオイル」が一番近いでしょう。
http://www.caycegoods.com/id.ECMO045.html

 

生のキクイモは今の季節はないので、サプリメントで摂ることになりますね。
http://www.caycegoods.com/id.ECFT014.html

f:id:Mitsuda3:20200508013021j:plain