エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

尿毒症に対するケイシー療法

腎臓のトラブルが進行して、尿毒症の状態になった場合、エドガー・ケイシーはどのような治療法を勧めているのか、調べてみました。
尿毒症に関しては全部で71件のリーディングが残されています。

まず、食事療法ですが、一般に、腎臓にトラブルがある場合、軽度であれば、まず塩分の制限と思います。少し進行すると、タンパク質の制限、さらにカロリーの制限という風に、いろいろ制限が追加されます。中程度以上になると、カリウムの制限、さらに進めばリンの制限、透析になってしまうと水分の制限と段階的に制限が追加されると思います。
リーディングが勧めている食事療法を調べてみると、次のような感じになります。

・糖類とデンプン食品を制限(特に糖類は、野菜とフルーツ以外のものは断つ)
・甘味は、ほどほどの蜂蜜と蜂の巣のみOK
・肉類は魚と鳥のみ。ただし、レバー、ハツ(心臓)、トライプ(反芻動物の胃袋)、砂肝などは油で揚げたり炒め物にしない限り食事に加えてOK
・新鮮な葉物野菜を生で食べるのが良い。芋類、塊茎類は控えめにする(ただしニンジン、カブなどはグッド)。
・エビとカニは除く。
・一回の食事では穀物は(製法・料理法を含めて)一種類に限定する(複数の穀物を同時に食べない。ご飯と麺類とか、ご飯とトウモロコシ、パンとトウモロコシ、パンとパスタ、ご飯とジャガイモ等々はダメ)
・ビーフジュースはグッド!
・炭酸飲料はアウト!
・セロリ、クレソン、ニンジンはグッド。
・豆類(エンドウ豆、大豆など)はグッド!(豆を避けるように言われた人もいますが、勧められているケースの方が多いようです)
・週に一回か二回くらいはキクイモ(小さな卵くらいのサイズ)を食べるのもグッド
・週に二回くらい、スイカの種茶を飲む
食事療法に加えて、以下のことが勧められます。
・背骨が歪んでいる場合は、オステオパシーなどの整体を週に二回くらい受けて、筋骨格系を整える
・体内毒素が溜まっているならば、肝臓から盲腸にかけてひまし油温熱パックを行う
・月に二回くらいの頻度で腸内洗浄を行う。(高齢者などは腸内洗浄の代わりに下剤を服用して排泄を促す)
・血圧を上げることで改善が見込めるケースでは、肝臓と腕神経叢のところに、エプソム塩の温熱パックを施すのも有望。エプソム塩の蒸気風呂も有望。

他に有望な方法として、薄めたターペンタイン(テレピン油)の温熱パックか、羊脂+ターペンタイン+樟脳精の混合オイルでマッサージ+温熱パックを施す方法があります。
ターペンタインの温熱パックは、4リットルのお湯に4オンス(120cc)のターペンタインを混ぜたものを用意し、それにタオルを浸して軽く絞って腎臓から膀胱、鼠径部あたりまで1時間ほど温熱パックする。1時間休んだら、パックを作り直して、再度、同じ部位に温熱パックを施します。

ターペンタインの温熱パックより手間がかかりますが、より効果が高いと思われるのが、羊脂+ターペンタイン+樟脳精のマッサージと温熱パックです。
やり方は、羊脂+ターペンタイン+樟脳精の混合オイルをまずは作ります(作り方は、私のはてなブログを参考にして下さい)。
そして、温かいうちに、これを使って、腎臓から下腹部までマッサージして体が吸収する限りの量をすり込みます。そして、その上で、この混合オイルをたっぷり吸収させたタオル(あるいはフランネル)を腎臓から下腹部に当てて、1時間ほど温かい程度の温熱パックをします。できれば就寝前に行うのがベストです。そして終わったら、体に付着したオイルは拭き取らないで、そこにフランネルやタオルを当てて寝てしまいます。翌朝、洗い流してもOKです。これを状態が改善するまで、毎晩でも行います。

エドガー・ケイシーの情報が福音となりますように。