エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

膀胱炎に対するケイシー療法

膀胱炎については全部で69件のリーディングが残されています。
ケイシーが指摘している膀胱炎の原因として一番指摘されるのは腎臓のトラブルで、腎臓で造られる尿の酸性度が強すぎて炎症を起こしているケースです。それに次いで、結腸あるいは膣からの毒素が膀胱に影響しているケースと、何らかの感染症によって膀胱が炎症を起こしているケースがあります。腎臓のトラブルの原因をさらに遡ると、背骨(特に腰椎)に圧迫があって、それが肝臓と腎臓の協調を乱しているケースなどが多く指摘されています。
家庭で出来るケイシー療法としては、次のものになります。
まず、三重にしてちょうど下腹部を覆うくらいの(できたら古い)タオルを用意し、それに体温に温めたグライコサイモリン(またはアルカサイモリン)の原液をほどよく含ませます。これを下腹部の膀胱の辺り(恥骨の辺り)に当てて、その上から塩熱を施します。この塩熱は、天然塩をフライパンのようなもので加熱し、それを麻袋などに入れて用意します。ケイシーは、膀胱炎の場合は、電熱パッドよりも、この塩熱で温めることを勧めます。これを30分から1時間くらい行います。終わったら、蒸しタオルのようなもので拭き取ります。これを痛みが軽減するまで行います。
腎臓の働きを助けるためには、少量のアルカサイモリンを飲むか、スイカの種茶が勧められます。あるリーディングは次のように述べています。
週に1回か2回、あるいは3回、グラス1杯の水にグライコサイモリン(アルカサイモリン)を5滴くらい入れて飲む。あるいは、スイカの種を入手し、それをお茶にして飲む。小さじ1杯ほどスイカの種を潰し、そこにカップ1杯ほどの沸騰したお湯を注ぐ。そこで20分ほど放置する。これを濾して飲むのである。これを週に2回くらい行う。ただし、グライコサイモリン(アルカサイモリン)を飲んだ同じ日には飲まないようにすること。
(3469-1 64才女性)
結腸あるいは膣からの毒素の影響が考えられる場合は、腸内洗浄や膣洗浄を試みます。
背骨(特に腰椎4番前後)に圧迫があると思われる場合は、オステオパシーやカイロプラクティックなどの整体を週2回から3回くらいのペースで数週間受けます。さもなければ、脊柱に沿って螺旋を描くようなオイルマッサージを週に2、3回は行います。
肝臓の働きが低下していると思われる場合は、週に3日から5日くらい連続でヒマシ油温熱パックを施します。ヒマシ油温熱パックが終わったらオリーブオイルを大さじ3杯くらい飲みますが、これが難しい場合は、パックの3日目からパックをしている間は毎日3回くらい、小さじ1杯ほどオリーブオイルを飲みます。この場合、熟したオリーブから作られたエクストラバージンオリーブオイルにします。
以上の方法は、もちろん食事療法の励行が前提となっています。療養中は、アルコールと炭酸飲料も禁止となります。いろんなところでケイシー療法の食事療法について書きましたが、簡潔に記すと次のような感じになります。以下の食事療法は、健康回復途上の人向けのものであって、健康な人であれば、少しくらい羽目を外しても大丈夫と思います^^;
・豚肉を避ける(No Pork)
・揚げ物を避ける(No Fried Food)
・肉類はラム、鶏肉、シーフード(小魚、青魚、白身の魚)などにする
・新鮮な葉物野菜を豊富に(昼は地上の野菜をできるだけサラダで、夜は地下の野菜を含めて温野菜を含める)
・レクチンの強い野菜を避ける(特にナス科のナス、トマト、じゃがいも、パプリカ、ピーマン、唐辛子などを避ける)
・海藻類は勧められる
・野菜を食べるときはゼラチンと一緒に(ゼラチンは豚由来でも大丈夫)
・精白した米、精製された小麦のパンは避ける(パン類としては、全粒ライ麦パンやスチールカットのオートミールなどにする)
・複数の穀類を同じ食事で食べない(パンとトウモロコシ、うどんとご飯、パスタとピザ等々)
・柑橘系の果物を豊富に食べる(ただし、穀物とは一緒に食べない)
・果物はほとんどが勧められるが、生のリンゴとバナナは避ける
・乳製品は避けた方が無難
・卵は黄身だけにする
・大豆製品は、よく発酵させたものだけにする
・1日グラスに6~7杯の水を飲む
・砂糖を多く含む菓子類を食べない(甘い物は少量の蜂蜜くらいにする)
・怒っているとき、悲しんでいるときは食べない
エドガー・ケイシーの情報が福音となりますように。