エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

神経の賦活を促すオリーブオイル+ミルラチンキ

脳卒中の後遺症としての手の拘縮や、さまざまな神経痛や神経の麻痺に対して、ケイシーのリーディングがしばしば勧めたのが、このオリーブオイルとミルラチンキの混合溶液です。(リーディングに言及はないですが、ジストニアなどにも有効かもしれないと思っています。)

今日久しぶりに作ったので、せっかくなので、作り方をアップしておきます。

材料はオリーブオイルとミルラチンキです。ミルラチンキは樹脂(gum)から作ったものが良いです。オリーブオイルはもちろんピュアエクストラバージンオイルにします。
私がよく購入するミルラチンキは、次のところです。

https://www.baldwins.co.uk/baldwins-myrrh-herbal-tincture

その他に、ビーカーやアルコールランプ、ガラス棒、温度計などがあると気分が出ます^^)v いつもなら電子温度計を使うのですが、今日は見当たらなかったので、昔ながらの温度計を使いました。

オリーブオイルとミルラチンキを等量ずつ混ぜますが、混ぜる前にオリーブオイルを一度加熱しなければなりません。大体70度から90度くらいまで加熱します。温度計できっちり確認する必要があります。オリーブオイルが沸騰するほど加熱してはいけません。
加熱できたら、火を外し、そこに同量のミルラチンキを加えます。温度が高いと、ちょっとはじきますので、注意して加えて下さい。加えた後は分離した状態になってますので、ガラス棒などで撹拌します。

程よく冷めたところで遮光瓶に移して完成です。

ここでは、皆さんにわかりやすいように、ビーカーやアルコールランプを使った作り方を示していますが、実際には、ガラス瓶に直接オリーブオイルを入れて湯煎し、そこに同量のミルラチンキを加えて撹拌するなどの方法が楽で良いです。

この混合液は、作った直後が一番効きます。リーディングによっては、使う直前に作るよう指示しているものもあります。有効期間は最大で3日くらいです。
なので一度にたくさん作っても、無駄になります。

今日は2日分を考えて、オリーブオイル20ccとミルラチンキ20ccで作りました。
これを使う直前に少し温めて、よく振り混ぜて小さじ一杯くらいを手に取り、それを症状の出ている部位に塗布しては、穏やかにマッサージします。さらに神経に沿ってすり込んで行きます。この「塗布しては穏やかにマッサージしてすり込む」を何度もくり返します。すり込む時間は15分くらいです。患部が吸収する限り吸収させたなら、お湯で軽く流し、タオルで軽く拭き取って終わりです。

今日は手に症状の出ている方なので、主に手全体にすり込み、さらに前腕、上腕、腕神経叢、頸椎に施す予定です。総量で20ccくらい使うことになります。
祈りを込めてすり込むことも大切です。痛みや軽い麻痺なら比較的すぐに効果が出ますが、拘縮などのケースでは、すぐには効果が出ないので、数週間忍耐強く行う必要があります。

頻度としては、症状が重ければ毎日行います。中度であれば週に3回くらい、軽度であれば、必要に応じて、という感じです。
時々「ミルラチンキの代わりにミルラオイルで代用できますか」という質問を受けるのですが、神経に効くミルラの成分は熱に弱いらしく、蒸留して作るミルラオイルは不向きのようです。

エドガー・ケイシーの情報が皆さまの福音になりますように。

追伸:
さらに効果を高めたい場合は、このマッサージの前に、エプソム塩の部分浴を20分程度しておくことが勧められます。そして、患部の温かいうちに、このマッサージを施します。
あるいは、温めたオリーブオイルに同量のミルラチンキを加えた後、さらに同量のベンゾインチンキを加えるバリエーションと、ベンゾインチンキの代わりにササッフラスオイルを同量加えるというバリエーションもあります。
なので、痛みを迅速に取り除きたい場合は、ベンゾインチンキかササッフラスオイルを追加するのもありです。ササッフラスオイルは温度に弱いので、ある程度冷えてから追加します。