エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

後鼻漏と子供の鼻炎に対するケイシー療法

先日、講座の時に、お姉さんが30年近く後鼻漏で悩んでおられるという方からご相談がありました。後鼻漏のために、食べ物の匂いも味も分からず、食べる喜びもないのだそうです。まことに気の毒なことです。
それから、お子さんが小学低学年と記憶していますが、相当にひどい鼻炎があるらしく、耳鼻科に通っていても、なかなか治らないお子さんのお母さんからもご相談を受けました。
さて、ケイシー療法だと、後鼻漏や鼻炎にどのようなことが勧められるかというと、まず食事療法として:
・揚げ物、豚肉を避ける
・砂糖を含むものを避ける
・パン、牛乳を避ける
・卵の白身を避ける
・ビール、発泡酒、炭酸飲料を避ける
・リンゴとバナナを避ける
その一方で:
・新鮮な葉物野菜をしっかり食べる
・柑橘系の果物、種有りの紫色のブドウを食べる(種は出しますが)
・良好な排泄を心がける
といったことを励行します。
その上で、アルカサイモリンを少し薄めたもので、鼻腔洗浄をします。
洗浄器具としては、大人であれば、自分で水圧をコントロールできる、手動式の「ハナクリーンEX」などがお勧めですが、子供さんの場合は、電動式の洗浄器の方が使いやすいかも知れません。一番右の洗浄器は、水流の強さを三段階で調整できます。

やり方は、アルカサイモリンを2に対して、ほどほど熱いお湯を1の割合で混ぜます。すると、少し薄まったアルカサイモリンの微温湯が出来ます。殺菌力を高めたければ、3対1で薄めても良いです。慣れてきたら、原液で鼻腔洗浄しても大丈夫です。
安上がりにしようと思えなら、最初の洗浄は薄い塩水で行い、最後だけアルカサイモリンを使うのでも良いです。実際に私がするときも、このパターンが多いです。
これで鼻腔を洗浄するわけですが、できるだけ、鼻腔の奥まで洗浄液を噴出する必要があります。これを少なくとも就寝前には行います。1日2-3回できれば、治りが早いはずです。
いずれにせよ、片方の鼻腔を押さえながら、鼻から洗浄液を入れて、声を出しながら口から出するので、少し練習が必要です。洗浄液を飲み込むと、ちょっと気持ち悪いですから。また、途中で何回か、鼻をかんで粘液を出すようにするとさらに効果的です。
鼻腔洗浄に慣れてきたら、洗浄液を鼻で吸い込み、口から出せるようになります。また、必ずしも微温湯でなく、室温くらいのものでも大丈夫になります。
小学校に通っているお子さんの場合、学校の給食で豚肉やパン、牛乳などが出てしまいますので、これが悩ましいところですが、とにかく出来る範囲で食事療法します。
さらに、頸椎、胸椎上部を調整あるいはオイルマッサージすることも重要です。
以上のことに加えて、耳と鼻の周辺のリンパを鎖骨に向けて流すようなマッサージを施すことが出来ればパーフェクトです。
後鼻漏が治って、なおかつ嗅覚や味覚が戻らなければ、アップルブランデーの蒸気を吸入する方法を1日数回実行されると良いです。2,3ヶ月すると、嗅覚味覚が戻ることが期待されます。
私の個人的な経験から言えば、これで後鼻漏や鼻炎に効果のなかった人を私は知りません。
※乳幼児や高齢者で鼻腔洗浄が難しい場合は、副鼻腔のところを覆うように、アルカサイモリン(原液)のパックを施します。1日数回、1回30分程度のパックを行います。途中で、パックを表裏ひっくり返すと、さらに良いです。パックが終わったら、蒸しタオルのようなもので拭き取ります。
エドガー・ケイシーの情報が福音となりますように~♪