エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

チック症の治し方

体の一部が不随意にピクピク引きつったり、奇妙な声を出したりする疾病に「チック症」というものがあります。

特に顔面に出るものは目立つので、本人もとても肩身の狭い思いをされるようです。

ざっと調べた限りでは、チック症全体に関しては35件のリーディングが残されています。顔面チックに絞ると23件になります。

 現代医学的には原因不明となっていますが、ケイシーのリーディングを調べると、もっとも頻繁に指摘される原因は、頸椎(2番、3番、4番)と胸椎上部のズレです。このズレが脳に影響し、それが反射的に心臓に影響し、さらに太陽神経叢(胸椎9番)に影響し、迷走神経との不協調を起こすとされます。

頸椎や胸椎上部のズレを生じさせる原因としては、怪我が指摘されるケースが多いです。

治療は、頸椎と胸椎上部の調整がメインになります。

広く勧められているのは、オステオパシーによる穏やかな調整ですね。

10才の少女は、1日おきにオステオパシーで頸椎と胸椎の調整を行うように指示され、オステオパシーの調整を受けた日に、温冷パックを両肩の間に行うように指示されています。

やり方は、本人が耐えられる限りの熱い蒸しタオルを両肩の間に当て、1分半くらいしたら、今度は出来るだけ冷たく冷やしたタオルを当てる。これを15分間に少なくとも8回パックを交換するように指示されています。

これを実際にやろうとすると、タライのようなものを2つ用意して、片方にはかなり熱いお湯を、もう片方には冷水を用意し、さらに、お湯用のタオルと冷水用のタオルを少なくとも1枚ずつは用意することになると思います。

この温冷パックは、患部の血流を改善する目的と、自律神経の機能とバランスを改善する目的でケイシー療法ではよく利用されます。

その他には、インピーダンス装置で神経系のバランスを回復するよう指示された人もいます。

食生活としては、カルシウム不足が指摘される人と、ビタミンB、A、Dの不足が指摘される人がいます。肝油を食べるように指示された人もいます。

私も、これまでチック症の相談を受けた記憶がないので、具体的な体験例をお話しすることができませんが、エドガー・ケイシーの情報が必要な方に祝福になることを願っております。