エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

口唇ヘルペスの予防と治療

体力が落ちたり、紫外線に当たるなどして、口唇ヘルペスを発症される方々がおられます。この口唇ヘルペスは「単純ヘルペスウイルスⅠ型」による感染症の一種ですが、日本人は7割くらいの人が持っているとされます。なので、免疫を低下させると、多くの人が発症させる可能性を持っています。まずは体力を低下させないことが肝要ですね。

その上で、ケイシーは、口唇ヘルペスの予防について驚くべき方法を示しています。それは、

口唇ヘルペスの出来やすい人は、あらゆる種類のリンゴを食べてはならない!

というものです。

皮膚科でいただく「抗ヘルペスウイルス薬」を付ければ、1~2週間で治りますが、皆さん、何度もぶり返すのでお困りのようです。

ケイシーの食事療法では、健康な人であっても「生のリンゴ」は避けるべき果物とされ、リンゴを食べるのであれば、焼きリンゴや煮リンゴなど、必ず加熱するように指示されます。ケイシー療法で生のリンゴを食べるのは、三日間生のリンゴだけを食べ続ける「リンゴダイエット」の時に限ります。

しかし、口唇ヘルペスの出来る人は、加熱処理したリンゴですら禁食にしますが、その他、リンゴ成分を含むあらゆるものを避けます。たとえば、市販のジュースには甘みとしてリンゴ果汁が入っているものが多いですが、これもアウトです。場合によってケチャップなどにも入っていますし、リンゴ酢などももちろんアウトです。ぎりぎり、アップルブランデーの蒸気を吸うくらいは大丈夫なことが多いです。

先日、口唇ヘルペスが良く出来るという方からご相談がありました。

私が、「リンゴを食べていませんか?」とお尋ねすると、健康に良いと思って、ニンジンジュースにリンゴを入れている、ということでした。私は、「ニンジンジュースに混ぜて良いのは、せいぜい、レモン果汁くらいです。ニンジンジュースにリンゴを入れている限り、口唇ヘルペスは治りません」とお答えしました。

この方も、まさかリンゴがヘルペスの原因とは思っておられなかったので、とても驚き、ショックを受けておられました。なにしろ、健康に良いと思っていたリンゴで、ヘルペスをしょっちゅう出していたわけですから。

このように、健康によいと思ってリンゴを食べて、ヘルペスを出す人はとても多いです。逆に、リンゴを一切止めてもらうことで、ヘルペスがまったく出なくなった方々も相当数います。皆さん、とても不思議がられます。

しばらく前の大阪の講座でも、ある女性から、「リンゴを一切やめてから、ヘルペスがピタッと出なくなりました」と嬉しい報告をいただきました。試してみる価値は大いにありますよ!

それから、夏の紫外線は特にヘルペスを誘発させるとケイシーは主張しますので、ヘルペスを出しやすい方は、午前11時から午後2時までの時間帯は、直射日光に顔をさらさない方が良いです。

口唇ヘルペスがひどく出ている場合は、体内を急速にアルカリ化させる必要があります。その場合、よく用いられるのはグライコサイモリン(アルカサイモリン)です。

f:id:Mitsuda3:20200508153457j:plain

https://www.caycegoods.com/id.2020SS.html

グラス1杯のお水にグライコサイモリンを5滴くらい入れて飲みます。これを毎日数杯のむわけです。お小水からグライコサイモリンの臭いがするようになったら、そこで一旦休止します。

さらに、ヒマシ油パックと同じような要領で、右脇腹から腹部にかけて、三重くらいにしたフランネルにグライコサイモリンを含ませて、1時間くらいパックをします。これを2日行って、2日休むというサイクルで2週間くらい繰り返します。そうすると、体質が急速にアルカリ化されて、ヘルペスが治まるようになります。オリーブオイルは飲まなくても大丈夫です。

唇の水疱には、カンフォケア(樟脳精+羊脂+テレピン油)を塗布すると良いというリーディングもありますが、かえって刺激する可能性もありますので、試すのであれば、用心しながら、慎重に塗布して下さいね。私なら、安全を考えて、病院の抗ヘルペス薬の方を勧めますね。

これでも状態が収まらなければ、腸内洗浄をします。大体2週間に1回くらいのペースで行います。

ケイシー療法では、基本的にリンゴを食べませんので、私も、長野と青森に講演に行く時は、ちょっと肩身が狭いんです。でも、普段食べない代わりに、3日間のリンゴダイエットや、アップルブランデー療法、捻挫の時のリンゴ酢湿布など、その他の場面ではリンゴを多用していますので、リンゴ農家の方々のご寛恕請う次第でございまする。