エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

クローン病の治し方

ケイシーの時代には「クローン病」という診断名がありませんでしたので、「クローン(Crohn)」でリーディングを検索してもヒットしません。

しかし、「腸炎」として分類されるリーディングを調べて行くと、おそらく今日の基準でいえば「クローン病」に分類されるであろうリーディングをいくつか見つけることが出来ます。

ここでは、米国エドガー・ケイシー財団(A.R.E.)が出版している「Crohn's disease」の治療プロトコルで推奨されている治療法をご紹介することにいたします。

原因:

おそらく最も頻繁に指摘されている原因は、ウイルス感染(多くはインフルエンザ)の後遺症です。ウイルスが腸内に「定着」したために、腸管に毒素が蓄積するようになり、それが腸管のリンパ系を乱しているとされます。

もう一つは、背骨が歪んでいたり、精神的ストレスが原因で、胃の働きや十二指腸の働きが悪くなり、そのために空腸以降の消化管で適切な消化吸収ができなく、炎症を起こすというものです。

その他には、背骨が歪んでいるために、小腸および大腸を支配する神経が適切に機能せず、その結果、消化吸収をコントロールできなくなっていることも原因としてあげられます。

治療法:

1.食事療法:

ケイシーの基本的な食事を心がける。新鮮な野菜と果物を中心とした食事にします。

2.整骨:

背骨(特に、胸椎5番から腰椎にかけて)に歪みがないか調べ、背骨に歪みがあれば、オステオパシーやカイロプラクティックに通って集中的に脊柱を調整する。多くの場合、最初の10~12回は週2回くらいのペースで受け、1ヶ月くらい休んだ後、数ヶ月は週1回のペースで受け、安定してきたならば月1回くらいのペースにします。

3.ハーブ:

炎症を起こしている場合は、ケイシーは、天然のアメリカ人参、ショウガエキス、乳酸ペプシン、スチリンギアチンキのハーブを調合したトニックを勧めています。これらを自力で調合するのは大変ですが、幸い、ケイシーの処方に基づいて作られたものが「フォーミュラ208」という商品名で製造販売されていますので、こちらを利用されると便利と思います。

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https://www.totalharmony4jp.com/Itemdetail.cfm?GroupSet=D&Itemcode=208A

下痢が続いている場合、ケイシーはヒューケラ(Alum Root)という植物の根を煎じたものを勧めています。ネイティブアメリカンはこれを薬草として使っているそうです。日本では、近いものに「ゲンノショウコ」があります。ゲンノショウコを煎じて飲むのも良いでしょうし、ゲンノショウコを主成分とする和漢薬で「陀羅尼助丸」というものがありますから、これを試されるのも良いと思います。私は、長引く下痢の方々に、陀羅尼助丸を勧めて良い結果を聞いております。

さらに、体力が落ちている方には「ビーフジュース」が勧められます。ビーフジュースの作り方と服用については、何度も書いていますので、そちらを参考にして下さい。
https://mitsuda3.hatenablog.com/entry/2020/05/07/014740

4.ブドウパック:

腹痛が激しい場合は、新鮮なブドウ(紫色のコンコード種)を皮ごと潰したものをガーゼなどに挟んで腹部にパックします。パックの厚さは、少なくとも半インチ(1センチ半くらい)、理想的には1インチ(2.5センチ)にします。なので、かなりの量のブドウを使います。これをブドウパックが乾くまで腹部に当てておきます。だいだい3時間から4時間くらい腹部に当てることになります。腹痛が続くようなら、ブドウパックを新しく作り直して続けます。

また、同じ種類のブドウをジュースにしてちびちび飲むのも良いです。新鮮なブドウが必要ですので、季節によっては出来ない時期もあります。

5.心をうららかに保つ:

原因が精神的なところから来ている場合は、心をうららかに保つ練習が必要です。自分の人生が神によって導かれているという事実を了解し、安心します。人生の些事に心を動揺させない練習をします。神に治癒を祈り求めれば、きっと恵みがもたらされることと思います。

 

エドガー・ケイシーの情報が祝福となりますように~♪