エドガー・ケイシー探究記

エドガー・ケイシー研究者 光田 秀が伝えたいこと

ケイシーお勧めの緩下剤

【ケイシーお勧めの緩下剤】f:id:Mitsuda3:20211106003239j:plain
エドガー・ケイシーは、どうしても便秘がひどくて薬剤に頼らなければならない場合、植物系の緩下剤と鉱物系の緩下剤を適宜に切り替えて用いるように勧めます。同じタイプの緩下剤を連用していると、そのうちに効き目が落ちてしまうと主張します。
植物系の緩下剤としてリーディングがよく勧めたのが、写真左側の「フレッチャーズ小児用下剤」というもので、ケイシーの時代には「フレッチャーズ・キャストリア」という商品名でした。
これはセンナ系の下剤ですが、小児にも使えるように弱めてあるのと、シロップで甘くしてあります。もともとが小児用の緩下剤でかなり弱いのですが、ケイシーはこれをさらに小分けして服用するように言います。ケイシーによると、この小児用の緩下剤でも腸壁に炎症を起こすので、規定の用量の4分の1くらいにして、ただし、服用する頻度を30分毎にします。そして、完全に下痢を起こすか、まるまる1本服用するまで、服用を続けます。
鉱物系の緩下剤としてリーディングが勧めたのが、「マグネシウム乳」というマグネシウム系の下剤です。こちらは植物系とはまったく異なる作用機序で下痢を起こさせます。日本で同等のものを探すと、一番近いのが「スイマグ」と呼ばれる水酸化マグネシウムの下剤です。あるいは、酸化マグネシウムもそれに近いものとして勧められます。これらは習慣性になりにくいとされます。
便通は本来、食生活の改善によって治すのが大切ですが、それでも緩下剤に頼らなければならないケースも出てきます。そんな時、植物系と鉱物系を交互に服用するという方法を知っておけば、効果を高めることができると思います。